ファームウェア 1.10 の telnet 可能化

HS-DHGL

HS-DHGL もファームウェアがアップデートされたので、これを機会に HS-DHGL を買ったときに内蔵されていた 320GB HDD にインストールしているハックキットをアップデートする。
ハックキットをインストールするために、まずは実験用 HDD にインストールした標準ファームウェアに telnet できるようにする。

玄箱/Pro への接続

ハックキットをインストールしてある玄箱/Pro へ USB で接続

hackkit:/var/log# less messages
	:
	:
Jun 24 23:48:58 hackkit kernel: usb 2-1: new high speed USB device using ehci_platform and address 2
Jun 24 23:48:58 hackkit kernel: scsi2 : SCSI emulation for USB Mass Storage devices
Jun 24 23:49:03 hackkit kernel:   Vendor: QUANTUM   Model: FIREBALLP AS20.5  Rev: 0811
Jun 24 23:49:03 hackkit kernel:   Type:   Direct-Access                      ANSI SCSI revision: 00
Jun 24 23:49:03 hackkit kernel: SCSI device sdb: 40132503 512-byte hdwr sectors (20548 MB)
Jun 24 23:49:03 hackkit kernel: SCSI device sdb: 40132503 512-byte hdwr sectors (20548 MB)
Jun 24 23:49:03 hackkit kernel:  sdb: sdb1 sdb2 sdb4 < sdb5 sdb6 >
Jun 24 23:49:03 hackkit kernel: Attached scsi disk sdb at scsi2, channel 0, id 0, lun 0
Jun 24 23:49:03 hackkit kernel: Attached scsi generic sg1 at scsi2, channel 0, id 0, lun 0,  type 0
hackkit:/var/log#

/dev/sdb と認識された。

/dev/sdb2 のマウント

標準ファームのルート fs である /dev/sdb2 をマウントする。

hackkit:/tmp# mkdir /tmp/root
hackkit:/tmp# mount /dev/sdb2 /tmp/root
hackkit:/tmp#

/etc/init.d/rcS の修正

/etc/init.d/rcS で telnetd を起動するよう修正する。
LS-GL のファームでは telnetd 起動ステップは削除されてしまった。
HS-DHGL でももう削除されてしまって、ないんだろうなぁ、、、、

hackkit:/tmp# cd /tmp/root/etc/init.d/
hackkit:/tmp/root/etc/init.d# vi rcS
	:
	:
# telnetd for debug
# /usr/sbin/telnetd
	:
	:

残ってる。
全然、一貫性がない。
ま、その方がありがたいのだけれど。

コメントをはずし、有効にする。

telnet 可能化した HDD で起動

玄箱/Pro をシャットダウン、HDD を HS-DHGL に戻して起動、 telnet する。

BUFFALO INC. LinkStation series HS-DHGL(JINMU)
HS-DHGL276 login: root
Password:
root@HS-DHGL276:~# tty
/dev/pts/0
root@HS-DHGL276:~#

これまで通りの手順で telnet 可能化できた。

HS-DH320GL

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