インスタンスの作成

AWS

アカウントができたので、次はインスタンス(仮想マシン)を作成する。

方針

Debian ベースのインスタンスとする

AWS の標準 Linux は RedHat 系の Amazon Linux であるが、
慣れの問題もあって Debian を使わせていただくことにする。

できるだけ費用がかからないように考慮する

アカウント作成から1年間は、無料枠があるので、この無料枠を活用する。
加えて、1年後以降もできるだけ費用がかからないように考慮する。
具体的には、以下の通り
インスタンスタイプ
(ハードウェアスペック)
1年無料の t2.micro
LinkStationに比べると十分に高速!
EBS(ストレージ)サイズ 1年無料の 30GB 以内
EBS(ストレージ)タイプ 1年後以降も安価な構成がとれる マグネティック

コンソールへサインイン

AWS のトップページなどにある「コンソールへサインイン」 というリンクからログイン画面へ。

(赤枠は山下追記/画像はクリックで拡大。以下同)

AWS アカウントの E メールアドレスを入力して「次へ」

パスワードを入力して「サインイン」

リージョンが「オハイオ」になっていたので、
「アジアパシフィック(東京)」を選択

インスタンスの作成

早速インスタンスを作成する。

「EC2」(Elastic Compute Cloud) を選択

「インスタンスの作成」をクリック

ステップ 1: Amazon マシンイメージ (AMI)

インスタンスのテンプレートとして、Debian の AMI を使用する。

Debian の AMI を探すため、「AWS Marketplace」を選択

AWS Marketplacce 製品の検索欄に Debian を入力して Enter で検索

表示された製品の中から、Debian GNU/Linux 9 (Stretch)を「選択」

製品の詳細が表示されるので、一番下の「Continue」

ステップ 2: インスタンスタイプの選択

続いて、インスタンスタイプの選択

無料利用枠の対象である t2.micro を選択して 「次の手順:インスタンスの詳細の設定」

ステップ 3: インスタンスの詳細の設定

削除保護の有効化を選択して 「次の手順:ストレージの追加」

ステップ 4: ストレージの追加

サイズとして無料枠いっぱいの 30GiB ※1、
ボリュームタイプは 無料期間後も使い続けることを考慮して「マグネティック」※2
を選択して「次の手順:タグの追加」

※1:無料期間後は 30GiB 分の料金がかかるので、 もっと小さくしておいたほうが良いかもしれない。
また、試行錯誤するなら 15GiB 程度にしておいて、 無料枠内で2つのボリュームが作れるようにしておいたほうが良いかもしれない。
※2:マグネティック以外のボリュームタイプは ボリュームサイズが500GiB以上。
無料期間中は 30GiB が選択できるが、 無料期間満了後にどうなるのかは不明。

ステップ 5: タグの追加

タグとはよくわからないが、、、
「タグの追加」

取りあえず、name=yamasita.jp を追加して、 「j次の手順:セキュリティグループの設定」

ステップ 6: セキュリティグループの設定

各サーバを起動するためには、ルールを追加しなければならないが、 当面はデフォルトのまま「確認と作成」

汎用(SSD)起動する

無料期間満了後に汎用(SSD)ストレージの扱いが どうなるのかよくわからないので、 「このインスタンスのブートボリュームとしてマグネティックを継続する」 を選択して「次へ」

ステップ 7: インスタンス作成の確認

まぁ危険なことは承知の上「作成」

既存のキーペアを選択するか、新しいキーペアを作成します。

「新しいキーペアの作成」を選択、
キーペア名を入力し、「キーペアのダウンロード」。
ダウンロードされたキーペアは大切に保管する。

続いて「インスタンスの作成」

しばらくして

作成ステータスが表示されるので、 「使用手順の表示」をクリック。

デフォルトのユーザは、admin であることがわかる。

インスタンスIDをクリック

インスタンスが running であることがわかる。

できた!!



AWS のアカウント作成
山下康成の
雲の上

グローバル固定 IP アドレスの設定

Copyright (C) 2003-2018 Yasunari Yamashita. All Rights Reserved.
yasunari @ yamasita.jp 山下康成@京都府向日市/東京都新宿区